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幅広い専門家の協働によって、私たちの想いをともに具現化していただきました。

株式会社サンシャインエンタプライズ
カスタマーコミュニケーション部長 藤田 宗克 様

分野

その他サービス

2011年8月にグランドオープンした「サンシャイン水族館」は、JR池袋駅より徒歩10分でアクセスできる、大型複合施設「サンシャインシティ」内のワールドインポートマートビルにあります。
国内で初めて地上40メートルのビルの屋上にオープンした都市型水族館として話題を呼び、1978年の開館から33年のあいだ、累計3,500万人のお客様が訪れました。

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今後もたくさんの方に愛される水族館として進化しつづけるため、2010年9月〜2011年7月にかけて全館のリニューアル工事が行われました。
株式会社サンシャインエンタプライズ カスタマーコミュニケーション部長 藤田 宗克 様にお話しを伺いました。

─サンシャイン水族館のグランドオープンから3年が経ちます。運営状況について教えてください。

画像お陰様で、グランドオープン以降、年間平均で約170万人のお客様にご来場いただいております。私たちが予想をしていたよりも遥かに多くのお客様にご来場いただいており、大変嬉しく思います。

─集客増とともに、お客様層における変化はございますか?

お客様層としては全体の約8割が大人の方々です。お子様と一緒にご来場いただくファミリー層にも変わらずお越しいただいていますが、大人だけのグループや大人同士の親子のお客様が増えていると実感しています。「大人も子どもも楽しめる非日常空間」を実現するべくリニューアルを行いましたので、その効果が表れている証だと思います。

─好アクセスであることも、都市型水族館の魅力の一つですね。

サンシャイン水族館は、お客様層のターゲットを問わない魅力ある水族館として生まれ変わりました。「天空のオアシス」を施設全体のコンセプトに掲げており、多種多様な生き物の生命の営みを見せることを基軸に、まったく新しい非日常空間として“癒し・安らぎ・くつろぎ”を提供する空間づくりを行っています。

カナロア カフェ

カナロア カフェ

マリンガーデン(屋外エリア)

マリンガーデン(屋外エリア)

フラッグシップ水槽「サンシャインラグーン」

フラッグシップ水槽「サンシャインラグーン」

郊外型に比べると決して大きい水族館ではありませんが、反対にそのコンパクトさを活かし、例えば、生き物の自然な姿を間近で見ることができる展示方法にするなどの工夫を随所に設けています。

─開館以来、はじめて全館リニューアルを行うことになった背景は、どのようなことでしたか?

開館から33年のあいだ、営業を続けながら部分的なリニューアルを行ってまいりました。しかし近年、飼育や展示の技術が発達する中で新たな取り組みを行おうとする際、館内の部分的なリニューアルでは表現できないことが現れてきましたし、老朽化に対応する必要も出てきました。こうした背景から、全館をリニューアルすることになりました。

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─リニューアル計画の方針をまとめるにあたり、ご苦労されたことや工夫されたことはございますか?

具体的な設計に入る前に、現場の飼育員や事務系社員など様々な部門のあらゆる立場の人たちから、「新しい水族館はどんな水族館にしたいか?」という意見を引き出したいと考えていました。しかし、どのような手順で関係者それぞれの想いを抽出し、まとめればよいのか明確な方法が分からず模索していました。

大成建設様が提案してくださり、採用したオリジナルインタビュー手法(※本文の最後に詳説)を通じて、専門スタッフの方に「新しい水族館」についての私たちの考えや潜在意識にある意見までも引き出していただき、その結果をプロが検証し、筋道を立てて体系的にまとめていただきました。これにより、皆が感覚的に思っていた「意識すべきことや課題」、「本当にやりたいこと、やるべきこと」がわかりやすくなり、有意義な機会となりました。

─高層ビル屋上での工事ゆえに、様々な課題があったことと思います。
工事中の様子

工事中の様子(屋外エリア)

都会の高層ビル屋上にある水族館でのリニューアル工事という、あまり類の無いプロジェクトであったと思います。工事エリアの面積や階高、積載重量、資材などの搬出入動線の確保など、さまざまな制約がありましたし、隣接するプラネタリウムや階下の事務所・店舗の営業を妨げないように、建物自体は使いながら工事する必要がありました。
大成建設は、それらの困難な諸条件を一つ一つクリアし、私たちとともに新しい水族館を形にしてくださいました。

─特にどのような点をご評価いただけますか?

総合建設会社ゆえに、幅広い専門部署を持っておられることを実感しました。設計前のインタビュー調査をはじめ、水族館に特化した設計・エンジニアリング部門、施工部門など多くの専門家に協働いただき、私たちとともに調査・検証を重ねながら、私たちのやりたいことを一丸となって実現してくださいました。

─サンシャイン水族館では、今後どのような取り組みを期待できますか?

画像来館いただくお客様に対してつねに新しい感動と発見をお届けするために、生態展示や環境展示はもとよりスタッフのおもてなしにも注力し、水族館の枠を超えて様々な企画を提供して参ります。夏期限定の「南国ビアガーデン」や水族館内に親子で泊まれる「夜の探検隊」など、様々な目的で何度も訪れていただける水族館を目指して、日々新しい取り組みにチャレンジして参ります。

─どうも有難うございました。

サンシャイン水族館 公式ホームページ

※お客様の“潜在的なニーズ”も引き出し、施設づくりに投影する手法
─大成建設の「コンセプトプランニング」

“目指す施設のかたち”が明確でないと、満足度の高い施設づくりは困難です。
お客様が満足してずっと使える施設を計画するために、まずはニーズの掘り起こしからスタートし、理想に描く施設のイメージをより明確化する手法をご紹介します。

施設の理想形をストーリーで具体化する「コンセプトプランニング」とは

(取材日 2014年5月23日)

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