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「新しい伊東屋」を舞台に、お客様の気持ちや生活を豊かにする提案をしてまいります。

株式会社伊東屋
執行役員 営業第一本部 本部長 兼 銀座・伊東屋 総支配人 柴田 泰秀 様

分野

オフィス, その他サービス

銀座にある老舗の文房具専門店として、創業112年を誇る株式会社伊東屋様。
お客様の「クリエイティブな時をより美しく、心地よく」することを企業使命に掲げ、いつの時代も新しい価値、発見、サービスを提供しておられます。

銀座・伊東屋(G.Itoya)

銀座・伊東屋(G.Itoya)

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1904(明治37)年 創業当時

1904(明治37)年 創業当時

2015年6月16日、伊東屋様の新本店ビル「銀座・伊東屋(G.Itoya)」がグランドオープンしました。
新本店ビルの建設プロジェクトを振り返り、株式会社伊東屋 執行役員 営業第一本部 本部長 兼 銀座・伊東屋 総支配人 柴田 泰秀様にお話しを伺いました。

─新本店ビルを訪れたお客様からは、どのような声が聞かれますか?

お客様から寄せられるご意見やご感想からは、「伊東屋がこんなに変わったんだ!」という驚きと感動が感じられ、「新しい伊東屋」の今後の展開に期待してくださっていることを実感します。今回のグランドオープンを機に、お客様層はさらに幅広くなり、多くの外国からのお客様や若い世代の方々が訪れてくださるようになりました。

─社員の方々の反応はいかがですか?
オリジナル商品 ヘルベチカ シリーズ

オリジナル商品 ヘルベチカ シリーズ

旧本店ビルでは、約15万アイテムの商品を「何でも陳列」していました。しかし、品揃えの豊富さだけでは競合企業と差別化を図ることが困難になっている状況を鑑み、私たちの審美眼で厳選した商品を、お客様に長くご愛顧いただく方針へと転換することにしました。
結果、新本店ビルでは約5万アイテムにまで商品を絞り込んでいます。方針の大転換に戸惑う社員もおりますが、日々の運営を通してソフト・ハード面での改革を進めております。

─新本店ビルの建設を決めた背景には、どのような目的があったのでしょうか。

どの業界も競争が激しくなっている昨今、文房具業界も例外ではありません。そうした厳しい状況でも、伊東屋らしさを保ちながら「いかに良い商品を売るか」を追求し実行していくためには、伊東屋が目指すビジネスの形に沿って、私たちが「本当に展開したいこと」を表現できる空間を新たに構築する必要がありました。

─具体的に、どのような空間づくりを実現できたのでしょうか?

新本店ビルの計画では、お客様にとって「買い物をするだけの場所」ではなく、「銀座で特別な心地よい時」を過ごしていただける場所として成立する建物づくりを行いました。

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2F SHARE「Write & Post」

2F SHARE「Write & Post」

お客様に「何度でも訪れたくなる場所」と思っていただけることを目的に、例えば従来の文房具売り場に加えて、アメリカンスタイルのカフェ&レストラン「CAFE Stylo(スティロ)」や、見学できる野菜工場、ビジネスラウンジや多目的ホールなど、お客様の様々なシーンを演出する空間を新設しました。

また、集積型の商品展示をやめ、生活シーンに合わせて商品をセレクトする「魅せる展示」へと切り替えるため、梁や柱が室内に出ないフラットで天井の高い開放的な売り場を確保するなど、テーマ性のある商品展示に最適なフロア設計を行いました。

─「野菜工場」を初めて導入※1されたことでも話題を呼んでいます。
“銀座の野菜”をビル産ビル消するビジネスモデルは、御社にとって新たな挑戦です。
11F FARM

11F FARM

野菜工場の構想は、社長 伊藤の長年の夢でした。その夢を現実にするにはどういう方法があるのか、大成建設さんを含め数社の企業に相談しました。
大成建設さんは豊富な研究成果と実績を有しており、実際にエンドユーザー向けに栽培し販売しておられたので、かなり現実的な話をすることができました。
他社さんが販売まで含めてトータルに説明することができない中、事業全体やリスクについても説明できたのは大成建設さんだけでした。

※1 今回の野菜工場の導入は、都内の民間施設で第一号です。

今回新たに開発された「超省エネルギー型LED照明」は、同じ照度に設定された従来の蛍光灯型野菜工場の、単位面積当たりの照明電力消費量を100%とした場合、約36%の電力消費量で点灯することが可能です。
その結果、およそ64%の省エネルギーを実現します。
この超省エネルギー技術により、野菜工場の照明および空調にかかる電気代が従来の約36%にまで低減できます。
これにより、生産コスト全体を従来のおよそ75%に圧縮することが可能です。

─当社のソリューションについて、特にご評価いただける点はございますか?

今回のプロジェクトを通して、大成建設さんには様々な部門があり、各部門にそれぞれのプロがいることを実感しました。特に設計担当の方々は、「快適な空間に求められる要素」をとても大切に捉え、ミリメートル単位にまでこだわりながら、自由な発想で新本店ビルを設計してくださいました。機能性や快適性、安全性、環境性能等に長けた建物が完成したと思います。

─具体的な設計に入る前の段階では、大成建設の「オリジナルブリーフィング手法※2」を採用いただき、皆さまの新本店ビルに対するイメージについて調査・共有させていただきました。

第三者が間に入って、当社社員やお客様にインタビューを実施してくれることで、「どのようなビジネスを展開していくために、どういう新本店ビルをつくりたいのか」という想いを掘り下げることができ、貴重な機会となりました。
「皆の“本音”を引き出すことができて大変有効だった」と伊藤も評価しております。

※2 大成ブリーフィング手法「コンセプトプランニング」では、お客様と設計者がともに理解できるブリーフ(設計与条件書)を作成することで、ブレのない施設づくりを実現します。(詳細については、本記事の最後「関連コンテンツ」をご覧ください)

─ありがとうございます。当社の現場社員の働きぶりはいかがでしたでしょうか?

現場担当の方々はこちらの意見に真摯に向き合い、常に受け入れてくれました。
他社の設計事務所も入ったプロジェクトでしたから、共存共栄が難しいと思う場面もありましたが、無事に新本店ビルを完成してくれました。現場の力はすごく大切だと感じましたし、大成建設さんには相応の仕事を達成していただいて感謝しています。

─新しく生まれ変わった伊東屋での、今後の展望をお聞かせください。

画像今まで多種多様な「モノ」で勝負してきた私たちですが、新本店ビルの建設にあたり、伊東屋が目指すビジネスの考え方・あり方を改めて熟考し検討した結果、大きな転換期を迎えることになりました。
新たなビジネスにチャレンジするにあたり、皆、かなりの覚悟をして臨んできましたし、その覚悟は変わりません。銀座で商売をする限り、どんな状況においても売り上げで成果を上げ、目標達成するように高いレベルに到達しなければならないと考えています。
そのためには、限られたコスト内で、オペレーションをはじめ様々なことを効率良く運用していく必要があります。出来ることからすぐに取り掛かり、試行錯誤しながら目標を達成していきます。

お客様にとって、「行けばきっと、何か楽しい発見がある」と思っていただけるような場所であり続けるため、この「新しい伊東屋」を舞台に、お客様の気持ちや生活を豊かにする提案を行ってまいります。

─どうも有難うございました。

(コンテンツ作成日 2016年3月)

※本コンテンツに記載された情報(役職、数値、固有名詞等)は初掲載時のものであり、
閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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