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富山から世界へ発信!グローバル展開を視野に入れた我々の期待に応える工場をつくっていただきました。

株式会社廣貫堂
生産本部長 執行役員 岡崎 秀壽 様

分野

医薬品

今ではすっかりイメージが確立された「富山のくすり」。
300年以上前の旧富山藩時代に配置家庭薬業が始まり、全国へ売薬さんが派遣されるようになり徐々にその名声が高まりました。
当時、配置家庭薬の製造と売薬さんの指導管理を行っていた役所「反魂丹役所」が廃藩置県によって廃止されたあとを引き継ぎ、明治9年に誕生した製薬会社「富山廣貫堂」が株式会社廣貫堂様の前身です。

廣貫堂様の主要製品

廣貫堂様の主要製品

2010年4月に完成した株式会社廣貫堂様の呉羽工場プロジェクトについて、株式会社廣貫堂 生産本部長 執行役員 岡崎 秀壽 様にお話を伺いました。

─呉羽工場を新設された背景には、どのような目的があるのでしょうか。

弊社では14年ほど前から受託生産を行っており、富山市内にある本社工場は医療用を中心に年間約25億の錠剤や、少量多品種の顆粒剤・丸剤等の固形製剤を生産しております。また、滑川工場では年間1億本以上のドリンク剤を生産しています。しかしながら、近年受託生産の増加に伴い、本社工場が手狭になってきていました。
一方、世界がますますグローバル化していく中で、「グローバル受託企業 NO.1」の経営ビジョンを目指し、3極GMPに対応した、大ロット生産可能な新しい生産拠点をつくることになりました。

─5社によるコンペの結果、大成建設に発注していただきましたが、決め手は何でしたか。

画像我々が「グローバル受託企業NO.1を目指す」ために新工場に求めることを6つのキーワードにして提示しました。それに対して必要な機能をコンパクトに盛り込んだ最適なプランを提案してくださったのが大成建設さんでした。
工場が完成しても製造機器やシステム調整などで1年以上は本格的な稼働に乗り出せないものと思っていましたが、呉羽工場は4月に完成して9月から無事に稼働できており、大成建設さんの実績に裏づけられた達成力に感謝しています。

─新工場が完成するまでに、不安に思われたことなどはありましたか?

呉羽工場は4ラインでフル稼働のところ今回は1ラインのみ実装され、残り3ラインは未実装というプランニングでした。プロジェクトを進める中で、将来の拡張性を想定しながら物量をこなせる工場をつくるという目に見えない挑戦に対して不安はありました。
けれども、大成建設さんが過去の実績を踏まえた提案をしてくださり、容量が異なるフロービンを1つのスタッカークレーンで効率よく使用できるようにシステム構築に協力していただけるなど、お互いに検証しながら結論を出していくことで安心してプロジェクトを進めていけるようになりました。

─呉羽工場では、今後どのような展開が期待できますか。

3極GMPに準拠した最新鋭の呉羽工場をご紹介する中で、我々の姿勢をよく理解し評価していただき、“お客様の事業の発展に協力させていただける”関係企業様を増やしていきたいと思います。
そして、日本の製薬企業様の受託製品を海外に向けて発信していければと考えており、又、“国内はもとより海外の製薬企業様の委託生産の拠点としてお使い頂ける”こうした目的において期待に応えられる工場をつくっていただけたと思っております。
呉羽工場は省人化の進んだ工場ですが、ものづくりの核となるのは“人”であり、人材の育成にもますます力を入れていこうと考えております。

─今後、大成建設に期待されることはありますか。

大成建設さんは我々以上に知識をお持ちですし、よく勉強されています。期待にかなう高い技術力もお持ちですから、グローバル化の進む中で、これからも技術力や人材を育成し応用力のある企業であっていただきたいと思います。

─どうも有難うございました。

(取材日 2010年10月13日)

コラム:廣貫堂資料館へお邪魔しました。

JR富山駅から市電で約10分、株式会社廣貫堂様 本社工場の敷地内にある廣貫堂資料館を見学させていただきました。
ここでは、“越中富山のくすり”300年の歴史を体感することができます。
当時の売薬さんの等身大模型や販売道具、くすりの数々など・・・富山のくすりに関する貴重な“昔と今”が一目瞭然です。富山へ行かれる際はぜひ、訪れてみてください。

歴史体験スペース 廣貫堂資料館

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当時の販売道具一式

当時の販売道具一式

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