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予防医療充実に取組んでいます!

日本医科大学 健診医療センター
所長 石原 圭一 様

分野

医療・福祉

東京の良き下町情緒が残る「千駄木(せんだぎ)」。
そんな静かで落ち着いた町、千駄木にある日本医科大学付属病院様では、この健診医療センター建設プロジェクトにあたり、施設周辺の住宅地との調和を重要課題の一つとして、考えられていました。
従来の医療施設のイメージを超えた外観、一歩玄関から館内に足を踏み入れるとカーペットが敷き詰められたロビーと、明るい空間が来訪者を優しく迎えてくれます。

「健診医療センター」という施設名に、日本医科大学付属病院様の予防医療への積極的な取り組みに対する理念と姿勢がこめられています。今後、どのように予防医療を展開されていくのかをお伺いしました。

─当センターを建設された経緯をお聞かせください。

欧米では、PET/CT検査がさかんに利用されています。日本では、平成14年4月より12種類の疾患について、一定の要件が満たされる場合にのみ、保険の適用が認められることになりました。それに従って、人間ドック検診のひとつとして周知されるようになりました。

そうした背景を踏まえ、当付属病院でも予防治療を充実させるために、PET/CT検査をはじめとした画像診断中心の施設建設を検討することになりました。おりしも千駄木地区再開発により、付属病院の建替えが計画されていましたので、その一環として急ピッチでプロジェクトが進行しました。

─予防医療とはどのようなことを行うのでしょう。

ここ数年でさまざまな病気の分析・研究が進められ、データベース化も進捗しています。

それを基に治療方法も、
「手におえなくなる前に早期発見する。」
「重症になる前に適切な治療をする。」
といった考え方に変化しています。

そうすることで、縮小手術のような体に負担のかからない治療、薬の副作用を抑えて最大限に効果を出す治療、などが選択できるようになります。また、病気を早く見つけて予防を行うことで、医療費の負担も軽減されます。

─当センターの特徴を教えて下さい。

病気を治療することはもちろん大切なことですが、特に近年においては、予防医療の重要性がクローズアップされています。
当センターは「病気が悪くなる前に早期発見して適切に治療する」という予防治療の拠点として位置付けています。

当センターは日本初の大学付属病院が設立した最先端の画像診断検査ができる健診医療センターです。したがって付属病院との密接な連携が可能であることが何よりの強みです。

付属病院の各診療科医師が密接に連携し、検診者の疾患の診療にあたる体制を整えています。たとえば、検査後の当付属病院で治療を望まれる方には、専門医師を直接紹介することができます。また付属病院に入院されている方は、経過検査などで利用していただいています。

左から、百崎事務室長、石原所長と健診医療センタースタッフの皆様

左から、百崎事務室長、石原所長と健診医療センタースタッフの皆様

─建設に伴って、苦労されたことはありますか。

先程もお話しさせていただいた通り、大学付属病院初の本格的健診施設として建設されました。従って、同様な施設の前例も無く、予想のつかないことが多くあり、その解決には苦労しました。

また近隣住民の方々は、従来の付属病院への来院者の多さを日常的にご覧になられていることから、当センターにも多数の健診者が訪れて道路等が混雑することなどを心配されていました。

しかし、完全予約制であることなどを説明会でお話しさせていただき、きちんと理解していただきました。
健診に来訪された方々からは、建物の外観や内装が落ち着いていて、快適な施設であると大変好評です。

階段

階段

2階ラウンジ

2階ラウンジ

─設計・施工した大成建設の仕事ぶりは。

近隣の環境に配慮したデザインをはじめとして、細部にわたる良質な提案をしていただきました。
工事期間中においても、近隣地域への適切かつ十分な配慮により苦情等もありませんでした。施設の動線計画も大変良好で使いやすく、完成後もその施設品質の高さには大変感謝しております。
施設の外観・内部共にデザインは好評で、既存の付属病院の職員からも大変羨ましがられております。

─今後、どの様に当センターを展開させたいとお考えでしょう。

一般的な人間ドックで行われる検査項目では判別できない、不十分な部分に対応できるような、高レベルでより精密な健診を提供していきたいと考えています。そうすることで三大疾病(悪性新生物〔ガン〕・急性心筋梗塞・脳血管疾患)における早期発見を実施する人間ドック施設として発展させていくことを目指します。

臨床面では精度の高い医療を提供し、研究面ではこれらの最新医療設備を駆使した新しい形の医学教育実施環境を整備していきます。これらを両立させながら、より一層発展させていきたいと考えています。

日本医科大学 健診医療センター 事務室長 百崎 眞 様より

日本医科大学 健診医療センター 事務室長 百崎 眞 様

画像大成建設さんには、私達の望むコンセプト・方向性をしっかりと理解した上で具体的な施設づくりをしていただきました。そして景観条例にも沿った落ち着きのある快適な施設が完成しました。住宅地での建設という制約が多い中で、約束事をきっちり守った上で、慎重にプロジェクトを進めていただいたことに大変満足しています。

私自身、建物外装に使用されたテラコッタ製造過程を製作工場まで見学に行くなど、施設建設に関わってきました。さまざまな地域から健診にお越しになりますが、施設内の動線が良いことや明るく落ち着いた雰囲気であることを、高く評価していただいています。PET/CT健診が、これから人間ドックを受診される方々にとって重要な選択肢の一つとなり、当センターが予防医療の重要な拠点となるよう、充実させていきたいと思っております。

外観

外観

テラコッタ

テラコッタ

1階ロビー

1階ロビー

2階ラウンジ

2階ラウンジ

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