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小児内科専門病院として、スタッフが一体となり、「子どものためなら何でもする」医療を提供してまいります。

社会医療法人 真美会 中野こども病院
理事長兼院長 木野 稔 様

分野

医療・福祉

大阪市旭区にある社会医療法人 真美会 中野こども病院様は、「子どものためなら何でもしよう」という理念のもと、1966年に開設された小児内科専門病院です。今後もさらに充実した小児医療を提供していくため、築45年以上を経る旧病院を建替え、新病院を建設することになりました。(新館:2013年4月完成・本館:2014年12月完成予定)
中野こども病院 理事長兼院長 木野 稔様にお話しを伺いました。

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─国内で数少ない民間の小児内科専門病院として、日々どのような医療活動を展開されているのでしょう?
多職種合同カンファレンスの様子

多職種合同カンファレンスの様子

当院で働く全職員は、つねに「子どもにとって何が一番大切か」を考えて心身両面からアプローチする医療を実践しており、365日・24時間体制で小児救急医療の充実に取り組んでいます。小児科医、看護師をはじめ薬剤師、栄養士、検査技師、心理士、保育士、ソーシャルワーカー、事務職員など多くの小児専門スタッフが一体となり「小児医療のあるべき姿を求めて」、子どもの体だけでなく心のケアと成長を看守る医療を提供しております。

─区内のみならず、大阪府の広域から多くの患児が来院されていますね。

当院では、年間3,000例以上の入院患児を受け入れる一方、感染症だけでなく幅広い分野で対応可能な専門外来を設置しています。患者さんの受け入れについては、開放型病院として地域の各診療所や病院との連携を進めており、子どもとその家族の事を一番よく知っている「かかりつけ医」と、専門病院の医師とが手を結び、子どものために最善の治療を行う体制としています。

─新病院を建設することに決められた背景はどのようなことでしたか?

旧病院の老朽化に対応しなければならなかったことと、当院の目指す医療をさらに充実させるために施設環境を整備する必要があったことが、新病院を建設することに決めた主な理由でした。

─数社によるコンペの結果、大成建設の提案を選ばれた理由を教えてください。
ナースステーション

ナースステーション

「小児病院はこうあるべき」という固定概念に囚われずに、建物の外観デザインや室内のレイアウトを、シンプルでありながら機能性と安全性を確立するよう計画された点を評価しました。例えば、「保健」と「治療」に必要なそれぞれの機能・空間を新館と本館に分けて構成する病棟計画は、「予防接種や健診に訪れる親子と病児の交差感染を防止したい」と考えていた私たちの思いを具現化する良案でした。
また、外来の待合スペースや病棟のナースステーションから診察室や病室を見渡すことができるよう各室の配置計画を行うなど、「つねに患児を看守れる空間づくり」を意識したプランニングを提案してくださいました。

新館の待合室

新館の待合室

─具体的な設計に入る前に、大成建設の「オリジナルインタビュー手法※1」を採用いただき、皆さまの新病院に対するイメージについて調査・共有させていただきました。

専門家によるオリジナルインタビュー手法を用いて、プロジェクトの初期段階から病院のスタッフに参加してもらうことで、「どんな病院をつくりたいのか」という皆の思いを、「どのような医療活動を行うために、どういう病院をつくる必要があるのか」という思いにまで掘り下げることができ、大変貴重な機会となりました。新病院計画の明確なコンセプトをつくる一助を担っていただきました。

※1 臨床心理学を用いた大成建設オリジナルのインタビュー手法。(本文最後にて詳説)

─計画図面を3次元立体で可視化できる「BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)※2」も採用いただきました。どのようなご感想をお持ちですか?

具体的な設計プランについて皆で共有し協議する際、3次元で立体設計図を作成するツール「BIM」がとても役に立ちました。誰もが、平面の設計図面を用いる場合よりも実物に近い建物の完成イメージを持つことができ、設計担当者と より綿密なコミュニケーションを重ねることができました。

※2 3次元で立体設計図書を作成するツール「BIM」。(本文最後にて詳説)

─院長先生は、新病院の完成を間近に、今後の医療活動の指針となる新たなビジョンを掲げられました。どのような思いが込められているのでしょう。

「新たに完成する病院で、私たちが推進していくべき医療活動」に対して、スタッフ一人一人がさらに高い意識をもって取り組んでいこうという趣旨から、以下の3つのビジョンを掲げました。

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子どもは多くの人と関わり、いろんな大人の中で育てられることで、社会性や適応性を学んで成長します。しかし、普段から親の愛、社会の見守りを十分に受けていたとしても、病気という苦痛や不安に対処するには専門職の支援が必要です。病気や困難を乗り越えながら、抵抗力と免疫を身につけて大きくなってほしいと願っています。そういう思いをもって、これからも当院では職員が一丸となり、子どもの体を治療するだけでなく、心のケアや子育てを支援する様々なアプローチを通して、子どもの成長につながる手助けをしてまいります。

“3つのビジョン”が記された掛軸とともに

“3つのビジョン”が記された掛軸とともに

―どうも有難うございました。

(取材日 2014年5月28日)

お客様の“潜在的なニーズ”も引き出し、施設づくりに投影する手法
─大成建設の「コンセプトプランニング」

“目指す施設のかたち”が明確でないと、満足度の高い施設づくりは困難です。
お客様が満足してずっと使える施設を計画するために、まずはニーズの掘り起こしからスタートし、理想に描く施設のイメージをより明確化する手法をご紹介します。

施設の理想形をストーリーで具体化する「コンセプトプランニング」とは

画像【パンフレットのご案内】

本記事でご紹介した内容について、パンフレットをご用意しております。お気軽にお問合せください。

ご請求は、下記「お問い合わせ/資料請求フォーム」よりお寄せください。
※請求されるパンフレットの名称を必ずご記入ください。
パンフレット名「コンセプトプランニング」

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