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外観は良くなりました。地域の方にご理解いただき、近隣に愛される病院にしていきたいです。

医療法人新光会
理事長 櫻井 信一 様

分野

医療・福祉

生田病院は昭和35年、50床の精神科医療専門の病院として開院後、増築を重ね建替直前は380床の規模になりました。
開設当時は武蔵野の緑ゆたかな丘陵だった周辺環境も次第に住宅地として開発され、当院も移転を要請されたことがありましたが、川崎市からの病院存続の要望もあり増床を重ねる中、継ぎ足し分散化・老朽化した施設を使用して今日に到りました。

旧生田病院

旧生田病院

2002年より建替えについて検討を重ねてきましたが、「病院施設が分散配置されている丘陵地で建替えが可能なのか」という問題がありました。
「川崎市まちづくり公社」からの融資が決まり設計施工コンペによる会社選定となりました。敷地の高低差を活かした大成建設のプランが病院職員の絶大な支持を受け決定されました。

この施設には、近隣の病院にない設備があります。スーパー次亜水生成装置です。空間除菌や消臭を可能にし、今年の冬は、インフルエンザが流行しましたが、生田病院に入院している患者の方で発症した方はいませんでした。
また病院独特の臭いをほとんど感じさせない程、効果は大きいようです。

現在入口周辺に「生田病院」という施設のサインがありません、これには賛否両論あり現在検討中です。ご覧のように硝子を多用していて病院らしくない外観のため、近隣からはリゾートホテルのようだと言われています。病院として大切にしたいのは、患者の方々の病院への親しみやすさと入りやすさです。大きなサインがないことが、病院への行きやすさや住宅地へ溶け込みやすいという効果があるとするならそれもまた良いことと思っています。

メインアプローチ

メインアプローチ

敷地内にはこの度の改築工事で切らずに保存して頂いた大きな桜の木が多数ありますので、桜の季節にはお花見もしたいと考えています。また施設完成に合わせて入口にモミの木を植えましたので、シンボルツリーとして育て、クリスマスには飾り付けなどして近隣の方にも楽しんでもらえるように企画していきたいです。病院としては地域の方にご理解いただき、近隣に愛される病院にしていきたいです。
社会状況の変化により精神科も気軽に受診できるようになっています。病院側も掛かり易い雰囲気をつくっておく必要があります。現状は朝9時から夕方5時までという診療体制になっていますが、将来的には土日を診療日にし別の日を休診にしたり、24時間体制にしていくなど、社会の変化に病院として対応していくことも必要だと考えています。

外観が大変良くなったので、あとは中身の問題だと考えています。施設を十分に使いこなしていくことが必要です。特徴をもった診療方針をたて、手厚い看護と診療で患者や家族の方に応えていかなくてはいけません。

大成建設にはいい建物をつくっていただいたと思っています。
但し、施設としては使いはじめたばかりなので、予想外のこともありそうです。大成建設も病院という専門分野についてさらに熱心に取り組んでいただき、完成後の使いやすさなども検討しながら、さらに良い提案をしてくれるように期待しております。

取材日2006年6月

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