ホーム - お客様の声 - 医療・福祉 - 医療法人愛和会 理事長/医療法人愛和会 愛和病院 院長 藤田 壽太郎 様

画像

子育てママ・パパのこころの支援となる「愛ちゃんワールド館」完成!

医療法人愛和会 理事長/医療法人愛和会 愛和病院 院長 藤田 壽太郎 様
有限会社アイワメディカルサービス
有限会社アイワプランニング 代表取締役 藤田 博子 様

分野

医療・福祉

昭和48年の開設以来今日まで、埼玉県川越市地域に密着した母子病院として位置づけられている愛和病院。
お産をひとつのストーリーとして考えられ、妊娠に始まり出産、育児と続く流れを、母子共にどのようにサポートすべきかを常に考えられています。
車寄せからエントランスへ向かうにつれて子供達の明るい声が聞こえ、お母さん方もゆったりとされている、まさしく病院らしくない病院でした。次世代に目を向けた育児育母支援にどのように取り組まれているか、などを伺いました。

─周産期医療の先端的取組みをされておられます。

藤田 壽太郎理事長/院長:

「昨今の少子化や産後の育児不安など母子をとりまく社会的環境の変化は大変深刻な問題をはらんでいます。当院では、開設して30年近く、実績46,000例もの出産を扱わせていただいた経験と多くの方に支持された信頼をもとに、次世代に目を向けた育児育母支援を柱とする施設をつくりたいと考えました。」

藤田 博子社長:

「病気の子供でも楽しく通院できること、お産をひとつのストーリーとして、出産、そして生後100日までの母親の不安をいやしてあげられる施設を提供したいと思っていました。」

─育母支援に力を注がれています。

藤田 壽太郎理事長/院長:

「母親が元気でなければいけないと感じ、まずは保育士による“おあずかりサロン”を2年間ほど開設しました。1日で30組ぐらいの母子がみえ、同時に母親の悩みを聴くコーナーを設けたところ、母親の悩みの根深さを目の当たりにしました。それが契機となっています。」

─おあずかりサロンを開いたことで気付かれたことはなんでしょう。

藤田 博子社長:

「核家族化が進んでいるということ。多くの母親が子育てに悩んでいるにも関わらず、それを助ける場所がないことに気付かされました。そして、母親がサロンに依存せず、自立できるように手助けし、巣立ってくれるような場所を用意できたら、という思いに発展していきました。」

─健診センターを開設されて、どのように臨まれていますか。

藤田 博子社長:

「サロン運営時、スタッフは追われるように忙しく、そういったことを改善し、余裕をもって対応できるようにするためには、平均的に母子をケアする“健診”という形で母親とつながることが良いのではないか、という考え方にたどりつきました。サロンから健診センターへと形は変わりましたが、“拝聴すること”“観察すること”“受容すること”の三原則、基本姿勢は変わりません。」

─来院されるご家族の様子はいかがでしょう。

藤田 博子社長:

「今では、ご夫婦や、祖父母の皆さんが一緒に健診センターにみえます。なにより、二世代にわたって、愛和で出産をして下さるご家族が多いことが嬉しいです。」

愛ちゃんワールド健診センター エントランス

愛ちゃんワールド健診センター エントランス

小児科 受付・待合室

小児科 受付・待合室

─1階エントランスホール、愛ちゃんワールド健診センターなど、子供の為の施設を主に環境デザイン研究所が担当されました。弊社とのコミュニケーションはいかがでしたか。

藤田 壽太郎理事長/院長:

エントランスホール

エントランスホール:病気のお子様と健康なお子様を同じ部屋にしたくないという要望から、エントランスホールより小児科フロアと健診予防フロアを区画

「当院の考えている“お産ストーリー”を、両者共にしっかり理解してもらえたこと、具体化してくれたことに満足しています。他施設を見学することで、環境デザイン研究所に出会い、生まれたばかりの乳児を持つ母親を支援するための空間を実現してもらいたいと考えました。その他、病室フロア、厨房などは大成建設にお願いしました。両社のチームワークはすばらしく、私達の育児育母支援を柱とする施設を創造したいという想いを実現してくれました。」

─愛ちゃんワールド館が完成しました。

藤田 博子社長:

「病院らしくない施設にしたかったので、“建物を造りましたが、その後、愛和病院スタッフが運営することでより建物が輝いた”と大成建設設計担当者が言われたことを嬉しく憶えています。私達スタッフの意見も設計に取り入れてもらい、機能的な動線を確保した上で、来院する方々への配慮も整えることができました。また、オープンに向けてスタッフの研修を行いました。館内には、母子が病院に入ってきてどうしたらよいか戸惑わないよう、“ごあんない係”を配置してお迎えしています。」

小児科 点滴室

小児科 点滴室:母親が点滴を受ける子供に寄り添えるよう配慮

愛ちゃんワールド健診センター

愛ちゃんワールド健診センター:スタッフの投票により、採用された様々なオブジェを随所に配置

おあずかりルーム

おあずかりルーム:受診時など子供をあずかる部屋を用意

おあずかりルーム 遊具

おあずかりルーム 遊具:おあずかりルームも小児科フロア、健診センターと区画

─インタビューを終えて

母と子供をいかにしてケアするかに注力し、母子の“拠りどころ”の一つとして機能する“従来の病院の概念を超えた”すばらしい施設でした。
受難の時代を迎えているといわれている産科病院の新世紀を創るプロジェクトに、大成建設がお手伝いをさせていただいたことは何よりの歓びです。

北側外観

北側外観

※本コンテンツに記載された情報(役職、数値、固有名詞等)は初掲載時のものであり、
閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

関連記事

画像

事例ライブラリ[人のための施設]

愛和病院 新館「愛ちゃんワールド館」

育児育母支援を柱とする地元に密着した施設をつくりたい。

同じ分野の事例を見る