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「お客様に最適な省エネルギーソリューションを提案したい」思いのもと、 新発想のシステムを開発しました。

東光電気株式会社
ソリューション営業グループマネージャー 小島 孝男 様

分野

その他製造業

東光電気株式会社と大成建設が共同で開発した省エネ技術「次世代型人検知センサー(T-Smart Focus)」と「ゾーン環境制御技術(T-Zone Saver)」は、各誌でとり上げられ、ますます注目を集めています。開発の背景にはお客様から寄せられた様々なニーズと、そのようなニーズに応えようとする開発者の思いがあります。今回は東光電気株式会社 小島 孝男様と 大成建設 小林 信郷グループリーダーにお話を伺いました。

東光電気株式会社 ソリューション営業グループマネージャー 小島 孝男 様

東光電気株式会社
ソリューション営業グループマネージャー
小島 孝男 様

大成建設株式会社 設計本部 設備計画グループリーダー 小林 信郷

大成建設株式会社
設計本部
設備計画グループリーダー
小林 信郷

─共同開発プロジェクトに至るまでに、東光電気株式会社様ではどのような取り組みが行われていたのでしょうか。
T-Smart Focus

T-Smart Focus

小島様:
弊社は東京電力株式会社の関連会社として、主に電気機器や制御機器メーカーとしての役割を担ってきました。15年前に現在のソリューション部門を立ち上げ、ビルのオートメーションを中心に、エネルギーの「見える化」など最適な省エネルギーソリューションを提供するよう務めております。
2008年頃、エネルギーの制御や計測などにおいて培ってきた技術を活かし、より幅広くお客様のニーズにマッチするような新しい技術を具現化しようという目標のもと、他社さんとの共同開発を視野に入れて動き出しました。

─そうした中で、なぜ大成建設とパートナーを組むことになったのですか。

画像小島様:
我々はメーカーとして、自信を持って技術を生み出していますが、新しい技術を広く普及させることや、お客様にとって最適な形で技術を提供することが出来ているかという点で不安になる部分もありました。
そこで、総合建設会社として幅広くお客様のニーズを把握され、ノウハウや実績に長けている大成建設さんに、我々の技術力を活かして何か新しいものをつくれないかという相談をさせていただきました。

小林GL:
共同開発が決まる前から、大成建設では「人」に照準を当てた省エネ技術に着目し、例えば個人のパソコンと連動させ、パソコンからの空調操作が可能な個別空調システム 「T-Personal Air」という省エネ技術を確立していました。
それらの経験を踏まえて、「人」を正確に検知でき、その情報をもとにエネルギーを制御・管理することが可能となれば今までに無い技術を築くことになり、潜在的なニーズにも応えられると確信していました。東光電気様から相談された時にはまさに理想的なお話だと思いました。

─プロジェクトの当初から「検知」して「制御」するという2つのシステムを開発する発想があったのでしょうか。

画像小林GL:
省エネ効果を確実に上げたいというお客様のニーズに応えるシステムをつくり、広く普及するためには両方のシステムが必要だと考えていました。
「次世代型人検知センサー(T-Smart Focus)」だけでは、従来の人感センサー照明を改良しただけのように捉われてしまいかねず、「ゾーン環境制御技術(T-Zone Saver)」と連動させてシステムを運用することにより最適な省エネルギーソリューションが実現できることをお客様にご理解いただけるだろうと予測していました。
東光電気様には十分な体制のもと、スピード感を持って全力を上げてプロジェクトに取り組んでいただき、パートナーとしてとても恵まれていました。

小島様:
「本当にこのようなシステムを実現できるのか。」とはじめは懸念を抱くこともありましたが、大成建設さんが的確なゴールを設定し、プロジェクトを牽引してくださいました。 例えばシステムの性能上は問題なくても、「使い勝手を考えるとここは具合が悪い。改良しましょう。」と妥協なく改善を求められました。
我々がプロダクトにこだわりすぎる中、使い勝手を考えた指摘はとても勉強になり、このシステムを完成することができたのだと思います。共に苦しみ、楽しみながら最後まで皆が一丸となってゴールへ向かう雰囲気が生まれました。素晴らしいプロジェクトチームでした。

─最後に、今後の展開についてお聞かせください。

小島様:
2010年7月に正式な発表を行って以来、予想以上の反響があり多くのお問い合わせをいただいています。例えばセキュリティーシステムと連動させるなど、「技術を応用して何かできないか。」という意見や期待も寄せられており、オフィスビルだけでなく他の施設でも活用していけるように大成建設さんと協力して展開させていきたいと思っています。

小林GL:
胸を張って発表できるところまで技術の内容は成熟し、コストバランスも整いました。 これからは更に普及していくための仕組みづくりに注力したいと思います。

─どうも有難うございました。
左より、(東光電気株式会社)小澤様、芳賀様、小島様、(大成建設株式会社)小林GL

左より、(東光電気株式会社)小澤様、芳賀様、小島様、(大成建設株式会社)小林GL

(取材日 2010年9月21日)

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