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クリーンネスが大事です。GABANの安全を確認できる生産物流拠点です。

株式会社ギャバン
代表取締役社長 稲田 新(いなだ しん) 様

分野

食品

ギャバンと聞いてブルーと銀で「GABAN」と書かれている缶が目に浮かびませんか?
(株)ギャバンは2004年に創業50周年を迎えた日本で生まれた香辛料メーカーです。「プロのためのスパイス」としてシェフにご満足いただける品質をもち外食産業分野で永年にわたり高いシェアをもっていますが、2004年より国内家庭用スパイスの展開を開始されました。ますます我々消費者にも身近になってきたと言えます。

そしてこのほど(株)ギャバン関東事業所が、大成建設の設計・施工によって建設されました。
そこで(株)ギャバンの代表取締役 稲田 新 様にお話を伺いました。

外観

外観

─栃木県の足利市に完成した関東事業所ですが、今回、この時期に建設を決断されたのはどのような経緯だったのでしょうか?

大きく2つの理由があります。

1)まずは食の安全への追求です。
従来、静岡と東京に生産物流拠点を有していましたが、四半世紀以上稼動しており、かなり老朽化が進んでいました。もちろん香辛料は厚生労働省総合衛生管理製造過程(HACCP認証)の対象品目ではありません。しかし食品業界全体として衛生レベルが高度になっていく傾向があります。そこで既存の施設をメンテナンスして対応するということではなく、新たな立地でさらに安全性を高めた商品をお客様へ提供していくためにインフラを整備しようということで今回の建設に踏み切りました。

2)もう一つは更なるブランド構築です。
お蔭様で『GABANブランド』は、プロユーススパイスとして高いご評価をいただいてまいりました。そして現在ではその高い品質をご家庭でも味わっていただくための事業展開を進めています。
より確固たるブランド構築を目指す中で、安心できる製品づくりが大切だと考えています。
よく「食の安全・安心」といわれますが、

  • 「安全」は自分たち食品製造企業が作り上げていくもの
  • 「安心」はお客様に感じていただくもの

と私自身は考えています。当社製品をお使いいただく方々に、安全な製品づくりを通して安心を感じていただければという思いです。

─事業所建設にあたり特にこだわった点はどんなところでしょうか?

スパイスは、原料がそのまま製品になりますから何よりもクリーンネスが大事です。工場内のゾーニングを明確にし、きれいな工程をつくりたいと考えていました。

そして製品に「安心」を感じていただくには、お越しいただいたお客様を受け入れる環境をつくりたいという思いもありました。但し、受け入れる環境をつくると言っても、一方では生産を担当する社員が自分の仕事に集中できる環境作りも実現したいと考えました。社員には「見られている意識」を通して、現場の整理整頓に気を使い、よい意味での緊張感をもつという相乗効果も期待しています。

エントランス

エントランス

見学用通路

見学用通路

また日本国内の基幹工場となるわけですからGABANの工場とわかっていただける工場にしたいと思い、コーポレートカラーである「銀」と「ブルー」を使った外観にしていただきました。

─関東事業所には50kwもの「太陽光パネル」を設置されているとお聞きしましたが、効果はどうですか?

環境のことを考え、我々の事業所では「太陽光パネル」で建物内の照明全部をまかなってます。

実はスパイスも太陽の光の恩恵を受けているのをご存知ですか?
胡椒の場合は葡萄状になっているグリーンの実を採ってきて、粒を広げ、3日間天日で干すという工程があります。
原料も、工場も、みんな太陽の恵みを受けているというわけです!

太陽光パネル

太陽光パネル

─今回のプロジェクトでの大成建設社員の仕事ぶりはいかがでしたか?

日本で最強のゼネラルコントラクターである大成建設を信頼していました。実際仕事が始まって、当社の準備室のメンバーと大成建設さん・エンジニアリング会社の3社でよく打ち合わせをしながら、一つひとつ確認しながら仕事を進めていきました。

よく統制がとれ、意思疎通ができ、さすがは大成建設さん、すばらしい仕事をしていただいたと思っております。
仕事の精度といいますか、すべてにきっちりと取り組んでいただけたことに関して感謝申し上げたいです。

─今後の事業展開はどのように考えていらっしゃいますか?

香辛料は世界中の人々が有史以来使ってきたものですが、日本では一人あたりの消費量は低く、まだあまり馴染みがないと言えます。食の多用化、バラエティ化ということに関してスパイスは可能性のある材料であると考えています。

現状は、当社では70カ国以上から原料を調達していますので、原油の高騰や為替の変動、気候変動など、さまざまな外部環境の影響を受けることも確かです。
将来的には、できる限り原料を自ら調達し、高品質なこだわりのある製品を製造から販売までを当社で行うということを目指していきたいです。

「きちんきちんとやりこなせる体質」をつければ、自ずと企業力も増していけるのではないでしょうか。
今後とも全力で取り組んでいきたいと決意しております。

─本日はありがとうございました。

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株式会社ギャバン 関東事業所

国内最新の生産・物流拠点を建設する。お客様に香辛料を「見て」「触れて」いただける拠点でもありたい。

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