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クリーンルームを活用して、パワーデバイス分野で世界NO.1を目指します。

加賀東芝エレクトロニクス株式会社
代表取締役社長 三谷 達郎 様

分野

電子デバイス

石川県能美市には、白山から流れ出る手取川の豊富な伏流水を利用する電子部品企業や繊維関連の企業が多く立地しています。

航空写真(2007年5月撮影)

航空写真(2007年5月撮影)

2008年2月、小雪降る小松空港から30分ほどの場所にある広大な最新鋭工場を訪問しました。
ここは、東芝グループの半導体製造拠点として1984年に設立された加賀東芝エレクトロニクス株式会社です。小信号デバイス、パワーデバイスなどのディスクリート半導体(個別半導体)の製品開発から組み立てまでを一貫生産するディスクリート事業を展開されている一大拠点です。

2007年10月にパワー半導体の新工場棟が大成建設の施工で完成し、稼動を開始しています。
今回は、代表取締役社長 三谷達郎様にお話しをお伺いしました。

─新工場の建設目的をお聞かせ下さい。

加賀東芝エレクトロニクス株式会社が生産している「ディスクリート半導体」は、パソコン・携帯などのデジタル機器や、液晶/PDP薄型テレビなどのデジタル家電、ゲーム機器、車載関係など、用途が非常に幅広いのが特徴です。

現在、東芝は小信号デバイス・パワーデバイス・オプトデバイスなどのディスクリート半導体分野全体で「世界シェアNO.1」を誇っておりますが、パワーデバイスでは3位にとどまっています。今回のクリーンルーム工場の建設は、今後特に市場拡大が期待されているパワーデバイス分野で「世界NO.1」を目指すために決定されました。

─施工を発注するにあたり、どのようなご要望をお持ちでしたか?

加賀東芝エレクトロニクス株式会社として、実に15年ぶりの工場建設でした。
建設工事は2006年9月に着工し、降雪の時期を跨ぐ7ヶ月という短工期でしたので、とにかく安全対策を心掛けていただきました。
また既存工場の隣接地での工事のため、工事中の振動が既存工場に与える影響や建設中の排水対策など、周辺環境への配慮もよくご検討いただきました。

外観

外観

エントランス

エントランス

─短時間での工場立ち上げにとって冬季の降雪が心配ですが・・・・・

心配されていた降雪は幸いに少なく、天候も味方につけながら当初の工程通りに進みました。
まず工事着工前より作業所長が現場に入り、安全対策・作業工程などを綿密に詰めていただきました。これにより既存工場エリアに支障することなくスムーズに着工できました。

着工後は週1回の打ち合わせを行い、我々とのコミュニケーションも密に取れる体制を作っていただきました。作業所長が先手先手の仕事運びで工程を進めていただけたことが、短工期の工事を計画通りに完了できた成功要因だと思います。
とにかく安全に無事故で引き渡していただき嬉しく思っています。

─当工場の心臓部でもあるクリーンルームの仕上がりについてはいかがですか?
外観

外観

全てにおいて当社の希望通りのものが完成しました。コスト・品質・納期・安全を常に考えて行動していただき、大変感謝しております。
「どうすればBESTな結果が出せるか」について、我々の立場になって熱意を持ってプロジェクトに取り組んでいただけた結果だと思います。

─今後、大成建設に期待したいことは何でしょうか?

コスト・品質・納期・安全はもちろんのことですが、新しい発想でお互いがより良い結果を出せるように“提案型発想”で、日頃から情報交換など、コミュニケーションをお願いしたいと思っています。

─今後の御社の展望をお聞かせいただけますでしょうか?

ディスクリート半導体分野は、年率6%の拡大をしていく有望な分野です。しかし、この市場においても、価格競争は激化の一途をたどり、更にそれに原油価格・原材料価格の高騰が追い討ちを掛ける厳しい市況です。

我々は今回のクリーンルームを最大限に活用し、コスト・技術・品質などの競争力強化を図り、市場での地位を確固たるものにし、すばらしい製品を供給していく所存です。
市場拡大に対応することはもちろんですが、東芝としてはそのスピードより速いペースで生産拡大し、シェア・アップを図っていきたいです。

─本日はありがとうございました。

工事概要

発注者

加賀東芝エレクトロニクス株式会社

所在地

石川県能美市岩内町1-1

竣工

2007年3月

延床面積

約22,962m2

クリーンルーム面積

約8,000m2

URL

http://www.toshiba.co.jp/about/com_j.htm

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