ホーム - お客様の声 - 電子デバイス - 東京エレクトロンAT株式会社(現 東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ株式会社)

画像

必ず予定通りにプロジェクトを進めてもらえるという安心感がありました。

東京エレクトロンAT株式会社(現 東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ株式会社)
代表取締役 社長 原 功三 様

分野

電子デバイス

半導体・FPD製造装置の分野で世界を代表するメーカーである東京エレクトロン様、その一翼を担っているのが東京エレクトロンAT株式会社です。

2006年7月、免震構法を導入した地震災害に強い最新のFPD製造装置工場が、大成建設の設計・施工によって建設されました。
そこで今回は、東京エレクトロンAT株式会社 代表取締役 社長 原功三様にお話を伺いました。

外観

外観

─変化が激しいと言われる半導体・FPD業界、御社の環境についてお聞かせいただけますか。

ご存知のとおり当社は製造装置メーカーです。半導体・FPD市場は、半年先の状況さえも把握するのが困難ですから、その装置を製造することは、市況の変化をいかに見極めて対応するかが非常に重要になります。

半導体製造装置についてはウエハーのサイズ等、ある程度の基本的な条件が決まっていることから、市況に応じて見込み生産に入ることも可能ですが、FPDについては、パネルサイズを選定することが取引先企業の戦略につながることであり、まずはお客様の仕様をお聞きしてからでないと作りはじめられません。常に最先端への対応を考慮していますが、市場変化のスピードが速くかつ設備投資額も大きいですから、その対応は大変難しい状況といえます。

─今回のFPD製造装置工場の建設目的はどういった経緯からでしょうか。

液晶パネルのサイズが大きくなってきていますので、それに伴う製造装置の大型化により現状の工場では天井の高さが足りないという現実がありました。
そこで柱のない無柱の大空間施設を建設する必要がありました。

─施設の2階部分に見学者通路が設置されていますが、ご活用されていらっしゃいますか。

画像

来訪された取引先のお客様がクリーンルームに入る必要もありませんし、2階部分から施設全体を見下ろせるので、施設の大きさを体感していただいています。また近隣住民の方や就職活動中の学生の方に見学していただくこともあります。

従来の工場では、重量のある装置を移動する際に、塗床が剥がれてくる悩みがありましたが、今回の施設ではステンレス床を採用しておりますので、そういった悩みもなく、工場内の評判も上々です。
また見学者通路には、今回の工場に採用された免震装置に関する説明パネルもご用意しています。

─御社の施設としては初めて大成建設の「ハイブリッドTASS」免震構法を導入していただきましたが、いかがですか。

当社の取引先は全世界にわたりますが、特に台湾など日本と同じ地震国の方々の関心は特に高いです。
当工場を見学される際も、免震構造が見たいというお客様は結構いらっしゃいますし、事業継続・防災対策に対する東京エレクトロンの考え方を説明しています。
供給責任を果たす企業であることをご理解いただけるという意味では、お客様に安心感を与えられていると考えています。

─今回のプロジェクトにおいて大成建設担当者の仕事ぶりはいかがでしたか。

今までも大成建設さんとはお付き合いがありましたし、何よりも信頼していました。当社としては、必ず納期通りにお取引先のお客様へ製品を納品しなければなりませんので、大成建設さんなら予定通りにプロジェクトを進めてもらえるという安心感はありました。

工場建設地が遺跡調査地域に指定されていたこともあり、建設工程が1期・2期と分かれましたが、1期工事が完成後すぐに生産を始められたので大変助かりました。

─先ほどのお話からも先を読むことが大変な業界だと理解できましたが、今後の御社の事業展開はどのように考えられていらっしゃいますか。

この業界で頑張るからには、世界「No.1」にならなければと考えています。将来に繋がる最先端の技術を追い続けていかなければならないので、開発が一番難しいところだと思います。
そのためには、基礎的なところもますますしっかりやっていかなくてはいけないですね!

─今後、大成建設に期待したいのは、どんなところでしょう。

画像

この業界は変化のスピードが大変速いので、さらなる短工期を期待したいです。
施設建設の決断には時間もかかりますが、決断したらすぐにでも製造を開始できるのが理想だと思います。
もちろんそれは不可能だとしても、今以上の短工期を実現できるとすれば、我々の事業にとっても大きなメリットになります。また環境対策が世界的に大きな課題となっている現在、建物に更なる省エネを工夫する提案もお願いしたいです。ますますの建設・エンジニアリングの技術向上に期待しております。

※本コンテンツに記載された情報(役職、数値、固有名詞等)は初掲載時のものであり、
閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

関連記事

画像

事例ライブラリ[ものづくりの施設]

東京エレクトロンAT株式会社(現 東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ株式会社)

取引先のお客様のご要求に応えるために、至急工場を作って欲しい。また世界中の取引先からの信頼に応えるためにもBC(事業継続)に考慮した免震構造にしたい。

同じ分野の事例を見る