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深く、そして広く浸透した土壌汚染・・・なんとか短期間・低コストで浄化したい。

東邦ガス株式会社

分野

環境

課題

土壌浄化

お困りごと

数十年に渡り、石炭を主原料とした都市ガス製造工場を稼動してきたが、都市ガス原料が石炭からLNGに切り替わるといった時代の流れに対応して、工場を閉鎖した。
環境問題への対応を重要な経営課題と位置づけ積極的な活動を展開してきたが、土壌問題に対しても自主的な取り組みを展開していくべきとの経営判断に至り、自主的かつ計画的な調査を進めた。
その結果、汚染は平面的に広範囲に広がっており、深さ方向も場所によっては12mまで浸透していることが確認された。

今回の対象範囲(7,000m2)を一般的な対策工法である「揚水処理工法」で浄化する場合、揚水量が2,000t/日必要であり、浄化期間が2年以上、十数億円かかると試算された。
短期間、低予算で確実に浄化できる方法はないのだろうか?

成功事例

大成建設が土壌浄化の工法を各種持っていることや、多数の実績があることを知っていただき、バイオを使った新工法「注水バイオスパージング工法」(特許共同出願中)を共同で開発しました。
施工前に行った小規模の実証実験では、2年以上かかっていた従来工法と比較して大幅な浄化期間の短縮、及びコストの削減が期待できる結果となりました。

2005年7月に作業が開始され8ヶ月間(2006年4月現在)で、地下水中のベンゼン濃度は一部の地域を除いて環境基準値まで低下し、大幅な浄化期間の短縮ができる見込みとなりました。また地下水揚水量は約72トン/日と極めて少なく、結果としてランニングコストが大幅に削減でき、イニシャルコストを含めた全体的な浄化コストも2〜3割低減することができています。

注水スパージング井戸

注水スパージング井戸

吸引ガスの微生物処理システム

吸引ガスの微生物処理システム

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