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「伊東屋ブランド」を発信する新本店ビルをつくり、お客様が心地よく過ごせる場所を提供したい。

株式会社伊東屋 新本店ビル「銀座・伊東屋(G.Itoya)」

分野

その他(非製造業)

課題

地震対策, 事業展開, 施設計画

ソリューション3:生産コスト約25%カット!野菜工場で育てる「銀座の野菜」

新本店ビルの11階に設けられた「野菜工場」は、都内の民間施設で初めて導入された第一号であり、多くの注目を集めています。
この野菜工場では、フリルレタスを中心にルッコラ、ケール、ミントが完全無農薬で栽培され、上階のカフェ&レストラン「CAFE Stylo(スティロ)」にて調理され、新鮮なままの状態でお客様に提供されます。

野菜工場「FARM」の窓枠には、旧本店ビルで使用していた外壁窓を再利用しています
野菜工場「FARM」の窓枠には、旧本店ビルで使用していた外壁窓を再利用しています

「FARM」野菜工場の窓枠には、旧本店ビルで使用していた外壁窓を再利用しています

野菜工場の概要

  • 生産能力:日産324株を予定
    数種類の野菜について、カフェ&レストランで使用する全ての量を賄うことを目標に規模を設定します。
  • 設置床面積:約70平米(作業スペースを含む)
  • 栽培品目:葉物類全般に対応
    オープン時は、フリルレタスなど4種類を栽培。今後のメニューに連動して品目を変えていきます。
  • ユニット構造:6段式
    スタンレー電気と共同開発した野菜工場専用の「超省エネルギー型LED照明」を採用。全部で5本設置しています。
“ビル産ビル消”モデルの野菜工場がもたらすメリット

画像ビルで野菜を生産し、そのビルで野菜を消費するビジネスモデルは「ビル産ビル消」と呼ばれ、様々なメリットをもたらします。
その一例として、

  • 天候や気温に左右されることなく、新鮮で安全な野菜を安定供給できるため販売計画を立てやすい
  • トラック等の輸送費やCO2を削減できる

などが挙げられます。ゆえに事業性が向上し、環境にやさしいモデルを実現することが可能です。

今回新たに開発された「超省エネルギー型LED照明」は、同じ照度に設定された従来の蛍光灯型野菜工場の、単位面積当たりの照明電力消費量を100%とした場合、約36%の電力消費量で点灯することが可能です。その結果、およそ64%の省エネルギーを実現します。

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従来型では、生産コストの約38%が電気代とされてきましたが、この超省エネルギー技術により、野菜工場の照明および空調にかかる電気代が従来の約36%にまで低減できます。これにより、生産コスト全体を従来のおよそ75%に圧縮することが可能です。

エンジニアリング本部 食品施設ソリューショングループ シニアエンジニア 山中 宏夫

画像大成建設では、15年ほど前から野菜工場の開発および設計施工に取り組んでいます。今回のプロジェクトでは、「野菜工場を導入し、お客様に新鮮で美味しい食の提供を行いたい」という伊藤社長様の長年の夢を具現化するため、伊東屋様のご担当者の方々と協働させていただきました。野菜工場を新本店ビルに設置するにあたっては、「お客様にどのように見せるか」という視点を大切にし、洗練されつつもひと目で工場と分かるデザインにしました。
業界で唯一、光源にも1年保証を付けており、事業開始後も安心して運用していただけます。

今後も更に事業性の高い野菜工場の開発を進めてまいります。野菜工場の事業化をお考えの際には、是非、大成建設にご相談ください。

株式会社伊東屋
企画開発本部 クリエイティブ 部長 森脇 英理子 様

画像お客様に、一日中、新本店ビルで楽しく過ごしてもらうため、新たにカフェ&レストランをつくり運営することが決まりました。提供する料理については、身体に良いヘルシーなサラダをメインにしようという意見でまとまりました。
サラダを彩る安全な野菜を提供するには、同じ建物内でつくることが一番です。野菜工場を導入すれば、無農薬でフレッシュな野菜をつねにお客様に提供できると考え、大成建設さんをはじめ数社に相談しました。

働く人を身体の中からサポートするオールデイカフェ&レストラン 「Stylo(スティロ)」とは、フランス語でペンを意味します

働く人を身体の中からサポートするオールデイカフェ&レストラン
「Stylo(スティロ)」とは、フランス語でペンを意味します

最終的に大成建設さんに依頼した一番の理由は、野菜工場の開発の一環として、実際にエンドユーザー向けに栽培し販売していた点でした。他社さんが販売まで含めてトータルに説明することができない中、事業全体やリスクについても説明できたのは大成建設さんだけでした。

完成した野菜工場で、フリルレタスやルッコラなどが成長する過程を見ていると、とても愛おしいと感じ、気持ちがわくわくしてきます。「ここで生産されている“銀座の野菜”」の様子を、お客様にも楽しんで見ていただき、ぜひ食していただきたいと思います。

(コンテンツ作成日 2016年3月)

※本コンテンツに記載された情報(役職、数値、固有名詞等)は初掲載時のものであり、
閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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