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将来の事業性を見据え、適正な規模・診療機能を備えた新病院をつくりたい。

医療法人 博仁会 共済病院

分野

医療・福祉

課題

衛生環境整備, 地震対策, 事業展開, 施設計画

STEP2:患者様、スタッフが「使いやすくて過ごしやすい」空間を設計

病棟構成の基本プランに様々な設計要素を付加し、利用者にとって使いやすく、快適に過ごせる医療空間を具現化しました。

各室への移動を便利にする回遊性の動線

病室、スタッフステーション、汚物処理室など、患者様や看護師が頻繁に出入りする部屋間のアクセス性を高めるため、各フロアに回遊性の動線を設けました。動線を短くコンパクトにまとめることで、各室へのスムーズな移動を可能にしました。

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明るく、視覚的に分かりやすいデザイン
  • 待合室や病室、食堂・談話室など、患者様が利用する場所を中心に窓を確保し、多くの採光を取り入れる明るい院内としました。
  • 外来診察室の扉には、高齢者の方にも見えやすく分かりやすい色味、明度のはっきりしたカラーサインを採用しました。また、トイレや廊下の手すりは、壁などの背景色と同化しない色彩とすることで、患者様が安全に利用できるよう配慮しました。
外来待合

外来待合

1階車椅子WC

1階車椅子WC

緊急時に活用できるオリジナル家具を考案

待合室には、大成建設が家具メーカーと共同で考案した待合ソファーを設置しました。背板の取り外しが可能な構造で、高齢者の方々の身体寸法に合わせたつくりとしており、緊急時にはトリアージベッドとして利用することができます。

検査待合

検査待合

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設計本部 建築設計第四部設計室 三浦 友己

画像旧中山道の宿場町として栄えた浦和の土地柄を意識し、練色や渋紙色などの伝統色を外観のデザインに取り入れ、地域に密着した病院の佇まいを表現しました。院内のデザインを計画する際には、それぞれの部門の特性にあわせてメリハリのあるデザインとなるよう意識しました。例えば、外来エリアには明るい内装と明度のはっきりしたインテリアを設え、高齢者の方にもやさしい空間とする一方、健診センターはホテルライクな落ち着いた内装に仕上げました。

健診センター受付

健診センター受付

設計本部 建築設計第五部設計室 青木 一朗

画像共済病院の皆様との対話を通して、普段どのように病院が運用されているのかを把握したうえで、患者様やスタッフの動線、物品の動線などを最適化したプランニングを行いました。共済病院の皆様は積極的に意見を聞かせてくださり、医療現場から生まれるアイデアは大変勉強になりました。設計者として、お客様とともに建物をつくることの喜びを実感するプロジェクトとなりました。

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