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後悔しない施設づくりのために ─誰もが建物の完成イメージを把握できる、3次元の立体設計を実現─

「BIM」対応3次元立体設計システム

分野

医療・福祉

課題

施設計画

お困りごと

建築物の性能やデザインの高度化が進み、より分かりやすく設計情報を提示してほしいという顧客のニーズが高まっている。
誰が見ても建物の完成イメージを把握でき、リアルスケールで体感できる設計システムの構築にどこよりも先行して取り組んできたノウハウを活かして、お客様とのコミュニケーションを向上させたい。

ソリューション

3次元の立体設計システムで、建設後の「こんなはずじゃなかった・・」を解消!
BIM設計図

BIM設計図(拡大)

「思っていたよりも奥行きが狭い。」「想像以上に採光が取れていない。」
など、想像していた建物の完成イメージと実際に建てられた建物にギャップが生じることはお客様と建設会社の双方にとって回避したい問題の一つです。

これまで、プロジェクトの関係者は2次元で描かれた難解な設計図をもとに建設後の建物を頭の中で立体的に想像しなければなりませんでしたが、イメージの捉え方には個人差があるため、建物のイメージを完全に共有することは困難でした。

大成建設はこのような問題を解消するため、設計段階でお客様とより密にコミュニケーションをとりながら、3次元で立体設計図書を作成するツール「BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)」をいち早く導入。パソコン上に3次元で設計された空間をあらゆる角度から可視化することもできるため、誰もが現実に近い感覚で立体的に設計イメージを把握し共有することが可能になりました。

百聞は一見にしかず!BIMで設計・可視化した3次元空間を体験ください

百聞は一見にしかず!BIMで設計・可視化した3次元空間を体験ください(動画を見る)

大成建設は建設業界において、どこよりも先行してBIMの実用化と環境整備に取り組んでまいりました。現在では、用途に関わらず全ての設計案件の約50%にBIMを活用しており、ノウハウを蓄積することに成功。
さらに、BIMのメリットを応用し活用できる範囲を拡大するため、様々なアイディアを生み出しています。建てる前から実物に近い形で建物を確認できる設計システムは多くのメリットを生み出し、お客様をはじめ、BIMを活用した プロジェクトの関係者から大きな反響をいただいております。

「BIM」を活用することによるメリット
  • 誰でも建物の完成イメージを容易に把握できます。
  • 合意形成がより確実に、スピーディーに実現できます。
  • パソコン1台で、いつでも自由に設計情報の確認が可能。修正などはその場でデータに反映でき、従来よりも短時間で計画を進行することができます。
  • 工事完成後の満足度がアップし、施設の維持管理の数値が把握し易くなります。
大成建設オリジナル「VR」技術と「BIM」を連携
「VR」を使ってシミュレーション中

「VR」を使ってシミュレーション中

大成建設は当社オリジナルの開発技術であるVR(バーチャルリアリティ=リアルスケール可視化技術)と「BIM」を連携させた独自の技術を構築。BIMで設計された3次元の建物空間を1/1のリアルスケールで表現し、建物空間を自由に散策して体感できるようにしました。実物大の空間をシミュレーションできることで、建設前にお客様とより正確な確認を可能にしました。

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画像また大成建設のオリジナルサービスとして、VRで可視化された設計モデルをファイル化してお客様にお持ち帰りいただくことが可能。専用ソフトの必要性はなく、一般的なパソコン環境であればマウスやゲーム用コントローラーを用いた容易な操作で、いつでも、どこででも設計情報の確認が可能です。

「BIM」と「VR」を連携した技術の活用事例

─医療法人 カメリア 横浜カメリアホスピタル

2008年3月に完成した医療法人 カメリア 横浜カメリアホスピタル様。建設プロジェクトの初期の設計段階から「BIM」を大いに活用し、その効果が発揮されました。
横浜カメリアホスピタル関係者様との打ち合わせでは、パソコンとプロジェクターを使い映し出された3次元モデルの病棟を隅々まで確認しながら、新たにご要望が出た際にはその場で設計に反映し設計計画を進めていきました。さらに当社技術センターにて「VR」技術と連携させ、リアルスケールで建物空間を体感・把握していただきました。

お客様の声

医療法人カメリア 理事長 長岡 和 様

画像これまでに施主として何棟もの建築プロジェクトに関わってきましたが、完成した建物に満足できたことはなく、2次元の図面による設計者とのコミュニケーションには限界を感じていました。今回のプロジェクトでは「BIM」と「VR」を採用したことで、より明確で具体的な設計イメージをもつことができ、私たち自身も設計チームの一員になることができました。

「BIM」と「VR」は画期的なシステムであり、大成建設さんから初めて提示された時はとても衝撃を受けましたが、実際に活用して本当に良かったと思います。今回のプロジェクトでも「BIM」と「VR」のメリットは大いに活かされ、例えば病院のエントランス部分をシミュレーションで出入りしてみると、受付の高さや見え方が想像と異なっており、早い段階で変更することができました。
実物に近い建物の事前確認を綿密に行うことができたおかげで、横浜カメリアホスピタルはほぼイメージ通りに完成することができたと思います。今までにない出来映えに非常に満足しています。

横浜カメリアホスピタル(外観 エントランス側)

横浜カメリアホスピタル
(外観 エントランス側)

夕景

夕景

エントランス

エントランス

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