ホーム - 特集 - FM(ファシリティマネジメント)特集 - 目指せ!オフィスのバリューアップ! 第2回 バリューアップのキーワード“コストダウン̶...

FM(ファシリティマネジメント)特集 目指せ!オフィスのバリューアップ! 第2回 バリューアップのキーワード“コストダウン”

特集、「目指せ!オフィスのバリューアップ」。
第2回目は、ファシリティマネジメントを活用することで、オフィスにかかるコストの削減がどのように実現し、また効果につながるのかをご紹介します。

ファシリティマネジメントでコスト削減

ファシリティコストは、オフィスの運営維持に不可欠な費用であり、一般に維持費・運営費・管理費に大別されます(詳細はコラムをご参照ください)。これらファシリティコストを抑えて適正な基準に維持することで、企業の収益向上にも貢献できるといえます。

はじめに企業活動とファシリティコストについて考えてみましょう。

ファシリティコストの10%削減は、売上1割増に相当する

平成19年度の財務省企業統計調査によると、全産業の売上高に対する販売管理費率は、約18%であり、また社団法人日本ファシリティマネジメント推進協会(以下、JFMA)の2005年度ベンチマーク結果によると、販売管理費に対するファシリティコストの割合は約10%です。
つまり売上高の約2%をファシリティコストが占めることになります。

例えば、この条件で年間売上500億円の企業がファシリティコストを10%削減するとどうなるでしょうか。

  • <売上高>500億円×<売上高販売管理費率>18%=90億円
  • <販売管理費>90億円×<販売管理費ファシリティコスト率>10%=9億円
  • <ファシリティコスト>9億円×<削減率>10%=0.9億円
参考:財務省企業統計調査(平成19年度)およびFMベンチマーク調査報告書(2005年度版)

参考:財務省企業統計調査(平成19年度)および
FMベンチマーク調査報告書(2005年度版)

つまりこの例では、ファシリティコストを10%削減すると、年間にして1億円近い企業経費を削減することが可能になります。

また、この削減額を本業による利益で生み出そうとした場合、売上を約56億円、約11%伸ばすことと同様の効果になることがわかります。

  • 0.9億円÷<売上高当期純利益率>1.60%≒56億円
    売上高当期純利益率は平成19年度の財務省企業統計調査より

このようにファシリティコストは、オフィスの運営維持のみならず、企業活動においても重要な要素と言えます。

1 2