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地震関連特集 既存の建物を使いながら「免震建物」に変える方法

免震レトロフィット(免震補強工法)とは

画像既存の建物を免震化することを「免震レトロフィット」といいます。免震レトロフィットとは、既存の建物の基礎や中間階に免震装置を設置し、外観や内装および設備などを損なうことなく、建物を免震建物へと生まれ変わらせる方法です。

激しい地震の場合でも、免震装置によって建物の揺れが大幅に低減されるため、耐震補強が必要な旧耐震基準の建物であっても、基本的には免震化されたフロアより上の階層における補強は不要になるか、あるいは大幅に低減されます。

免震建物の構造

免震建物の構造
免震装置が地震による揺れを緩和し、建物に伝わりにくくします。

また、建物本体が損傷しないだけでなく、建物内部の設備機器や什器の移動・転倒を防ぐことができ、地震後も建物機能を維持することが可能です。
免震レトロフィットは施工場所を限定することができるので、日常の使用に影響の少ない施工計画・建物を使いながらの施工が可能です。

このような計画に最適です!
  • 建物の日常使用に影響の少ない地震対策をしたい。
  • 美術品や精密機器など建物内部の貴重品や設備、データを地震から守りたい。
  • 外観や内装などのデザインを損なうことなく建物を保持・保全したい。
  • 被災後にも防災拠点として機能を維持したい。
免震レトロフィットの方法とは?

免震レトロフィットでは、既存の建物の周辺状況や使用状況などを考慮して、免震装置の設置場所を検討し選定します。主な設置場所としては、

  1. 既存建物の基礎下部(基礎免震)
  2. 地下部分の中間階(地下中間階免震)
  3. 地上部分の中間階(地上中間階免震)

以上の3通りが考えられます。

免震は様々な場所に設置することができます

免震は様々な場所に設置することができます
免震レトロフィットでは周辺状況や建物の使用状況などを考慮して免震装置の設置位置を選定します。基礎下部に設置する「基礎免震レトロフィット」と地下または地上部分の中間階に設置する「中間階免震レトロフィット」に分けられます。

免震レトロフィットについてより詳しく!採用実績とともにご紹介

免震レトロフィットは単に耐震性能を確保するだけでなく、経営戦略、BCPなどに大きなメリットをもたらす可能性を秘めています。大成建設の「地震対策ソリューション」専門情報サイトでは、より詳しい内容を採用実績とともにご紹介しています。ぜひご一読ください。

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